ダイジナモノ。
2006年11月20日
私の一番大切な命です。
デグーという動物です。
南米ペルーのアンデス山脈付近に生息しているテンジクネズミの仲間です。
日本には糖尿病の実験の為に連れてこられたといわれています。
愛嬌のある仕草、行動、表情、性格。
どれをとってもびっくりすること多々ありです。
捕食される側なので、恐怖をしっかりと感じ、厳戒態勢をとります。
社交性がとっても強いので、人によく慣れ、手にはもちろん、肩や、時には頭にも乗ります。
おおきな耳で、自分の名前は聞き分けています。
運動神経が良く、とてもすばしっこく、ジャンプ力が優れています。
前足は 手 の役割をしています。
その両手をグーに握って背伸びをしてあくびをします。
日本ではまだまだマイナーで日本語の飼育書はありません。
動物病院でも診ていただけないとこが多いようです。
暑さに弱いです。
寒さも苦手です。
トイレは覚えません。
すばしっこいけど、どんくさいのでよく怪我をします。
人間と同じ、いいとこも悪いとこもあります。
もちろん、飼う人間にとっての・・・ですが。
でも、愛すべき家族です。
生活を共にする大事なパートナーです。
ご飯も食べるし水も飲みます。
生きてます。
ダイジナモノ。
淡々とした毎日が幸せであること。
毎日を淡々と過ごせることが幸せであること。
それをちゃんと認識できること。
ふれあえる心がそばにあること。
うわべだけでない、ちゃんと暖かい心同士でふれあえること。
朝起きて、新しい一日を迎えられる事が幸せだと感じられるような
心のふれあいを毎日できること。
生きていて欲しい。
死なないで欲しい。
自分は、必ず誰かに求められているんだと感じてほしい。
生まれてきてよかった、必ずそう思えるから、そう思えるまで生きていて欲しい。
辛いのもわかる。
しんどいのもわかる。
経験してきたからちゃんとわかる。
でも、生きて。
粗末にしないで。
生きて欲しい。
1日でも長く生きていて欲しい。
ダイジナモノのためならなんだってできます。
どんなことをしても守る、そう思えます。
そんなふうに思われていると認識させる努力を怠ってはいませんか。
心のふれあいはどこにいったのでしょうか。
言葉では通じないです。
でも、デグーには通じていると、そう思います。
ダイジナモノを守るためには何が必要なのでしょうか。
言葉ではないです。
ものではないです。
みえるものではないです。
形に表れるものではないです。
心のふれあいとは何なのでしょうか。
ダイジナモノを守りませんか?
Posted by 千花 at 12:49│Comments(0)